ギャップイヤー

May 13, 2025

イギリスの高校生は、ギャップイヤーといって、卒業してから1年ほどアメリカやカナダやオーストラリアなどに行き、そこで生活をして自分は何を今後やるか?大学で何を専攻を決めるそうです。

一方、日本では、数学や物理が得意だと理科系、社会や国語の成績が良いと文化系と、高校時の得意科目により、学部を決めてしまう傾向があります。

そして偏差値の高い大学に行き、安定した会社に就職して一生を過ごすことが良いことと、されている様です。

僕はそこからドロップアウトして、早稲田の理工学部 応用物理学科を卒業してから、ロンドンに留学していた、弟と組んで西洋骨董品屋を青山でやり始めました。そこからヴィテージ家具やデザインや建築をほとんど独学で学びました。

それから旅行する事を糧に、都市や都市計画に興味を持ち、京大の大学院で建築も学びました。また、都市の空気を察知して、いろいろなホテルに泊まってみました。

そうやって考えた事を基本に、旅行先や日本で知り合ったデザイナーや建築家と組んで、新しい働き方の改革や、スクーリングパッドという新しい学びの形や、北陸地方で村をリノベーションしたりして来ました。

また、インディペンデントのシンクタンクを立ち上げて、そこから新しい働き方を作りたいと考えて、Midori.soをやり始めました。

手塚治虫や、赤塚不二夫などが一緒にいた、トキワ荘にあやかりミドリ荘と名付けました。

皆んなで食事して、アシスタントの方も専属ではなく。和気藹々と一緒に働きたいと考えています。この日本オリジナルの働き方と、本来の百姓(たくさんの仕事)という意味の農業と、世界中の都市計画が、現在の僕の興味です。