Food Experiece

May 28, 2019

僕は食べることが好きだ。食べることだけでなく、人と一緒に何をどこでどのように食べるか?を考えそれを体験することが好きだ。

ファーマーズマーケットをやっていることもあり、誰が作ったどんな野菜を、誰がどう料理して、どこでどんなお皿にどう盛り付けて、どんな風に食べるか、お酒は何を合わせるか?はたまた音楽は?家具は?椅子は?空間は?どんな会話するか?など全てが合わさって、うまくいけば、素晴らしい体験になり、最高な気分になるということが分かってきた。

これを単純に飲食・外食・会食・接待などということで済ませてしまうのでは余りにももったいない。

人生の一場面として、食べる体験をして、かけがえのない時間を過ごすことによって、良い人生を過ごす。「よく食べ、よく生きる。」ということは当たっているとに思う。先日、Natural Wineを中心にしたイベント、One Love,Wine Love.をFarmers Marketで開催した。

そして、Natural Wine as counter culture.の視点から、zineも作った。

最近ナチュラルワインを飲むことが多い。今までの「どのシャトーの何年もののワイン」というメインストリームから外れ、「誰が作ったどんな葡萄を、その土地の酵母でどんな風に作ったか?どんな性格か?などまるで友達が作ったように、話して扱う若者が増えてきた。カルチャーとして飲む事。

また、料理も友人や家族の為に料理をする、新しいタイプの料理人がいる。そして大騒ぎして飲む。まるで新しい体験。Natural Wine Experiece!

これらはつながっていて、一つの社会現象になりつつある。その一方で、外食産業の発展に寄与するような、マニュアル化したサービスとシステムを持つ巨大な飲食企業が勃興した。これらが入り混じり、今の社会が移り変わってきた。僕らはその流れの中にいる。

経済性やカテゴリー分けでは無く、食べる体験を探求することを考えてやっていく。農業、発酵、料理、空間、体験をFood Experieceとして考えていこうと思う。

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