1999年より開催してきたSwedish Style in Tokyoが今年で10回目を迎えました。今年のタイトルは“ swedish love stories ”。サステナブルなアーバンライフスタイルに焦点を当てました。
家具などのデザインだけでなく、それを取り巻くスウェーデンのライフスタイルそのものを体感できるイベントです。デザインのクリエーションの基本である「愛」をテーマに、全ての物事の裏にある“ Love Story ”を様々な視点から切り取り、来場者の皆様に体感して頂きます。
会期:10月29日(木)-11月3日(火) 11:00-21:00
オープニングパーティー:10月29日(木) 19:00-21:00
場所:表参道ヒルズ スペースオー
ウェブサイト:swedish style
昔、パブロフの犬というのがはやったけど、例えば青い色を見せてから水を飲ませることを習慣としておき、青い色を見せると犬は水が飲める準備をする。
また、赤を見せてお手をさせ、えさを与えることを続けると、赤い色を見るだけでよだれが出るようになったり、お手をしたりするようになる。
これが教育だとしたら、戦後の教育は毎日どんなことがあっても朝早くおきて、決められたことを覚えて、実践する。なにがあっても会社に行き、一生懸命に働くか、働く振りをする。
そして如何に営業成績を上げるか、利益を上げるということに全力を挙げるように教育されてる。結果、餌ではなくて、お金をもらえる。そこでお金が見えないとよだれも出なくなり、お手もしなくなるように教育されている。
スウェーデンに今度行ったのは、この10年間以上僕が生活の中心にしてきたデザインというものの社会でのその広がりということを、自分なりに納得したかったからだ。
10年前Tokyo Designers Block というのを僕が言い出してイデーの若いスタッフやボランチィアの人達と始めた。丁度その年にエバさんがSwedish Styleというのを始めた。
都市を包むデザインの状況を創造するなんて言って僕は家具を中心にいろいろな方向からデザインを考え、イベントや展示やシンポジウムやパーティーをした。その後11月にはDesign Weekが定着し、東京の秋はデザインで盛り上がる様になった。