学問のススメ

April 12, 2022

学問、問フヲ学ブ、と書いて学問。

本来学問とは学習や勉強とは違って、問い掛けの面白さや、質問の視点を学ぶというものだったと思う。世の中には下らない質問を解くのに躍起になっている。

そもそもそんな質問は意味ないじゃないか、特に現代においては携帯でググればあっという間に答えが出ることを知っていても意味ないかと思うことが多い。何を持ってその質問が生まれるのかが大切。

好奇心やヒラメキから生まれる問題設定、この問題設定こそが英知が必要ではないか?ウクライナ問題でも、民主主義や自由の獲得の大切さと大変さが、日本では闘つて勝ち取られたものではなく、敗戦により押し付けられたものとしてあり何がいけないかとか、どうあるべきかがあまり検証されづにあることが幸運でもあり不幸でもあると思う。

天は人の上に人をつくらづ、人の下に人をつくらづ。ということから、皆平等であり、民主主義があり、戦争反対が当たり前である。という幸運な状況が平和ボケと云はれる現代の日本の民主主義の現状であり衆愚主義と云はれてもしょうがない現実であると思う。

日本の食料自給率の低さ、貿易依存度の高さからして、大きな問題であるばかりか、物事をじっくり掘り下げづにできるだけ早く正解を得ていくという学習至上主義。面白い問いかけを楽しんだり、好奇心の先のイマジネーションを問いかけに反映させることが少ない。

これは野良仕事がなくなり、お金のための農業だけに注目されている現状の貧しさ、野良の良さをすっかり忘れている。これは学問の楽しさ、面白さを否定して、学習に走っているのと並行している。

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