バブルR-project からリアルなRへ

May 9, 2008

バブル以降の不況が続く7年程前、古い建物や都市を再生すべく、R-Project という、Reset,Rethink,RecreateなどRのつく言葉をキーワードに、様々な社会運動/デザイン運動を始めた。

その後、様々な所でこのRという概念が広がったが、一部の企業のミニバブル的な状況の中では、残念ながら モノを本当に深く考え直し、価値観の変化をもたらす所までは行かなかったと思う。

しかし最近の傾向を見ていると、やはり本当のR-projectを行う必要があり、世界はそれを求めている様に思える。

表面的なRでなく内面のRと真実のRを求めて考え直してみると、偽物でお金儲けにその流れを利用した人達がどんどん浮かび上がってくるようで、僕としては歴史というのはこうも怖いものなのかと感慨深いものがある。

これからは本当の人類史の再考と文明の再生が力を持つだろう。ヤフーをマイクロソフトが買収する話も、今後企業間でどちらの思想とビジョンが強く未来社会にアピールするかが最大の問題点で、それに現状株価と企業の業績が絡んで来る。

そんな中、日本ではどうも追いかける側になってしまい世界で先頭を切るビジョンを作る事が下手な様に思う。

RETHINK ,RESET ,REVOLUTION

潮目が変わったのか ▶

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